「他社でのドライバー経験を経て
将来の不安がない環境へ。」
白木 義博 Yoshihiro Shiraki
元気象予報士
CATEGORY : 研修・教育
更新日 : 2020.03.18

夢半ばでこの世を去った、 父の夢を叶えるために。
この業界に転職したきっかけは、今の私のようにタクシードライバーとして働いていた父の影響です。父はこの仕事に対して誇りとやりがいを感じ、いつの日か個人ドライバーとなることを目指して頑張っていました。もちろん、辛いこと、苦労も父なりに感じていたとは思います。それでも夢に向かって諦めない。タクシードライバーになって十数年が経ち、父の夢がいよいよ叶う時がやってきました。個人タクシーの資格を取得し、営業用の新車も注文。家族みんなが幸せな気分に包まれていました。ところが、そんな矢先に父が急逝してしまったのです。まさに青天の霹靂、突然の病でした。当時の私は気象予報士としてデスクワークを中心に仕事をする毎日。しかし、父のガレージで届いたばかりの新車を目にしているうち、「自分がいつか跡を継いでこの車に乗れるように」と転職を決意することになりました。


面接担当者の真摯なアドバイスが 不安な日々から解放されるきっかけに。
日本交通に出会う前は、他社のタクシー会社で6年ほど勤務していました。しかし、住宅の購入を検討していた際にローンの審査が通りにくいなど、将来に対して不安を抱えながら生活をする日々。そんな頃に、ドライバー仲間から「日本交通なら福利厚生や銀行の審査が通りやすい」と聞く機会がありました。自分でもインターネットで調べてみて、それからすぐに応募。面接では自分の将来設計や今の不安について話しました。その場では親身になって話を聞いてくださって、明瞭な回答もいただきました。そして、「個人タクシーを開業するときでも、日本交通で勤務していたことはプラスになるはず」と家族の後押しもあり入社。新人研修で基礎からしっかり学んだ後、実際の業務が開始しました。特に大きな問題もなく、気づけば今で3年を迎えました。


気象予報士として経験がお客さまに喜ばれる。 これからもホスピタリティにあふれた接客を。
乗務中は空間と時間が限られている中、常にお客さまのご要望をお聞きするように心がけています。私の場合は、気象予報士としての経験と知識を活かし、気象学に基づいたルートをご提案することも。遠方から旅行で訪れているお客さまから「雨に濡れずに滞在を楽しめた」と笑顔をいただけると、とても大きなやりがいを手にできます。たくさんの出会いの中で、ホスピタリティを発揮できることは向上心につながり、自分も心から充実感が得れるので天職だと感じています。現在は一日平均で、30回ほどご乗車いただいてます。そして、その数だけ新しい出会いや経験がある。亡き父もきっとこんな毎日に喜びを感じていたのでしょうか。この新鮮な気持ちをいつまでも持ちつづけられるように頑張っていこうと思います。
圧倒的なブランド力が
将来の安定につながる。
日本交通は圧倒的に知名度があり、業績も安定した会社であると実感があります。入社してから憧れのマイホームを購入することができました。他社だと審査が厳しい中で、日本交通がお客さまだけではなく、企業からも信頼されていることがわかりました。将来への不安もなく働けるこの環境に感謝しつつ、ますます充実した人生を送りたいですね。そしていつかはあの日の父親の想いを乗せ、個人タクシーも挑戦したいと思っています。あの時、日本交通への転職を後押ししてくれた家族に感謝したいです。