日交で働く仲間たち

INTERVIEW

乗務員のリアルな声が聞ける!
「未経験」からのスタート

「何も分からず飛び込んだタクシー業界。

日々の経験が成長に。」

福本 浩二 Koji Fukumoto

千住営業所所属、タクシードライバー 【中途】 2017年入社、年齢39歳
元プロボクサー

CATEGORY : 未経験

更新日 : 2020.03.18
01 Story.1

プロボクサーから営業職、 そしてタクシーの道へ。 人生を一新するために上京を決意。

高校卒業から約8年、大阪でプロボクサーとして活動していました。しかし、プロボクサーとしてスポットライトを浴びられるのはほんのひと握り。練習に、試合に、体重のコントロール……、ボクシングにすべてを捧げていたこともあり、収入が安定することはありませんでした。そんな暮らしに終止符を打ち、リングから離れることにしたのは、20代も半ばを過ぎた頃。次に就いたのは、父が経営する飲食店の営業職でした。確かに収入は安定しましたが、お店の営業は夜遅くまでつづくので、プライベートな時間は皆無。贅沢をしたいわけじゃない。
ただ、お金の心配をせず、ほんの少しでも私生活を楽しみたい。そんな人並みの幸せさえ、自分は手に入れられないのだろうか。そんな思いを胸に、37歳で上京を決意。すべてをやり直したいと、東京で暮らしはじめて3ヶ月が経ったある日、一通のメールが私の人生を変えました。それは、登録していた求人サイトから届いた、日本交通へのスカウトメール。こんな自分にもチャンスがあるのなら、とすぐに面接を受けにいくことにしました。

02 Story.2

上京して3ヶ月で入社。 周りの支えがあり、一人前に。

タクシードライバーの仕事は地理を覚えることが不可欠ですが、大阪出身で上京間もない私は駅の名前や地名もまったく分からない。「有楽町」と「錦糸町」の違いさえさっぱりなほどでした。それでも独り立ちするまでの期間は、班長が根気よく教えつづけてくれました。コースの確認方法や接客の仕方など、慣れないうちは苦労もありましたが、ボクサー時代に培ったメンタルの強さを発揮しながら、徐々に覚えていきました。また、最初は知り合いもいない状態でしたが、営業所で顔を合わせるうちに少しずつ仲間も増えていきました。日々の情報交換をできる話し相手ができたのは、乗務する上でありがたかったですね。今ではすっかり土地感覚も身につきました。

03 Story.3

大型タクシーを担当するまでに成長。 この仕事をずっとつづけていくために。

現在はワゴンタイプの車種を担当。一般のタクシーに比べ事前予約が多く、長距離乗務をするチャンスにも恵まれています。長い距離を集中して運転するので、健康面には人一倍気を遣っています。疲れた日には営業所の仲間とスーパー銭湯で汗を流したり、ボクシングジムで一時間ほど体を動かしたり。プロとして活動していたこと
は秘密にしているので「キレがいいね」と言われると、少し嬉しくなります(笑)。また、勤務中の食事は、どうしても炭水化物が中心になりやすいので、サプリやビタミンの摂取を欠かさないようにしています。それもすべてはこの仕事が好きだから。長くつづけるためには、体のメンテナンスにもこだわるべきだと思っています。

何も分からない状態からでも、
しっかり稼げるようになります。

未経験からでも心配なく働けるところが、日本交通の魅力。研修やマニュアルがしっかりと整っているので、慣れてしまえば誰でもできると思います。もちろん、先輩や営業所の方も親切で、いつも気にかけてくれます。乗車している時はひとりですが、仲間は大勢います。私自身、からだ一つで上京して何も分からないところからはじめました。しかし、気づけばもう3年目。今では安定した収入と休みを確保できるようになりました。何もないところから、飛び込んだタクシー業界。しかし挑戦してみて、正解でした。